×

ニュース

平和への思い児童発表 広島市西区でサミット 「8・6」代表2人選出

 広島市内の小学6年生が平和への思いを発表する「こどもピースサミット」が15日、西区の区民文化センターであった。8月6日の平和記念式典で「平和への誓い」を読み上げる大賞2人を決めた。

 過去最多の1万1158点の応募から選ばれた20人が、舞台で発表した。大賞は口田小(安佐北区)の中森柚子(ゆず)さん(11)と吉島東小(中区)の竹内駿治君(11)になった。

 中森さんは、原爆でやけどした祖父に触れ「自分と戦争はつながっている。平和を訴えることをあきらめない」。竹内君は毎年原爆の悲しみを話す祖母を紹介し「広島で起きたことを次の世代へ伝える」と主張した。

 サミットは市教委の主催。発表した20人で「平和への誓い」の文案を考える。(新山創)

(2013年6月16日朝刊掲載)

年別アーカイブ