ジュノー博士の功績しのぶ 広島市中区 顕彰碑前で記念祭
13年6月18日
被爆後の広島に医薬品15トンを届け、自らも治療に当たったスイス人医師のマルセル・ジュノー博士をしのぶ記念祭が16日、広島市中区の原爆資料館南にある顕彰碑前であった。県医師会や日本赤十字社県支部などでつくる実行委員会の主催で、市民たち約200人が功績に思いをはせた。
実行委員長の平松恵一県医師会長は「博士の医薬品は市民、医療従事者の生きる希望となった」とあいさつ。参加者は、平和を願う曲「青い空は」の合唱などをした後、顕彰碑に白菊を手向けた。
合唱を披露した修道中1年の藤本惟翔(ゆいと)君(12)=南区=は「博士のおかげで今の広島がある。小さな子どもたちにも伝えたい」と話していた。(和田木健史)
(2013年6月17日夕刊掲載)
実行委員長の平松恵一県医師会長は「博士の医薬品は市民、医療従事者の生きる希望となった」とあいさつ。参加者は、平和を願う曲「青い空は」の合唱などをした後、顕彰碑に白菊を手向けた。
合唱を披露した修道中1年の藤本惟翔(ゆいと)君(12)=南区=は「博士のおかげで今の広島がある。小さな子どもたちにも伝えたい」と話していた。(和田木健史)
(2013年6月17日夕刊掲載)