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反核と平和 京都で発信 「アピールズ」歴代ポスター展

 核兵器廃絶や平和の尊さを国内外に発信する「ヒロシマ・アピールズ」ポスターの歴代23作品を紹介する展示会が、京都市上京区のアートスペース「Laboratory of Art and Form(LOAF)」で開かれている。

 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会長を務めた故亀倉雄策さんによる1作目の「燃え落ちる蝶(ちょう)」から、今年7月に発表された最新作でグラフィックデザイナー渡〓良重さん=周南市出身=による「いのち」まで、B1サイズの全作品が並ぶ。

 展示会は広島原爆の日の今月6日に開始。企画したLOAFのキュレーター下川美喜さんは「特に若者が、原爆の記憶を思い起こすための情報を発信したかった」と話す。

 ポスター制作は1983年に始まり、90年から15年間の中断を経て2005年に再開。JAGDA、広島国際文化財団(広島市中区)、ヒロシマ平和創造基金(同)がデザイナーに依頼している。

 展示会は9月6日までの金、土、日曜の正午~午後7時。無料。(森下敬)

(2020年8月25日朝刊掲載)

※名字は「一点しんにょう」の 「邉」 です

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