伊方原発再稼働 「地元判断尊重」あらためて示す 上関町長
13年6月21日
山口県上関町の柏原重海町長は20日、町議会一般質問で、同町の離島八島が30キロ圏内に入る四国電力伊方原発(愛媛県)の再稼働について、地元伊方町の判断を見守る姿勢をあらためて示した。
中国電力の上関原発計画に反対する町議が、安全性を確認した原発を再稼働させる国の方針を踏まえ、伊方原発再稼働に反対するよう要請。柏原町長は、地元伊方町の理解が不可欠との立場を強調した上で、「立地自治体の意向を尊重したい。伊方の人たちの姿勢がはっきりしないうちに、その是非を明確にするのは地方自治の観点から好ましくない」と説明した。
(2013年6月21日朝刊掲載)
中国電力の上関原発計画に反対する町議が、安全性を確認した原発を再稼働させる国の方針を踏まえ、伊方原発再稼働に反対するよう要請。柏原町長は、地元伊方町の理解が不可欠との立場を強調した上で、「立地自治体の意向を尊重したい。伊方の人たちの姿勢がはっきりしないうちに、その是非を明確にするのは地方自治の観点から好ましくない」と説明した。
(2013年6月21日朝刊掲載)