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「岩国でFCLPない」 山口県岩国市、F35B追加配備巡り

 岩国市の米軍岩国基地への最新鋭ステルス戦闘機F35Bの追加配備計画を巡り、岩国市は18日、新たに16機が来ても大きな騒音被害のある陸上空母離着陸訓練(FCLP)をすることはないとの認識を示した。

 市議会総務委員会で山中法光基地政策担当部長が、F35Bは空母を運用する米海軍ではなく米海兵隊の所属であるとし「空母で運用されることは基本的にはない。FCLPを岩国ですることはないと認識している」と述べた。

 また、米海軍が佐世保基地(長崎県佐世保市)に配備している空母よりも甲板が狭い上陸作戦用の強襲揚陸艦に、追加配備のF35Bを艦載する可能性も「国の説明からすればないと認識している」とした。強襲揚陸艦で運用する場合「騒音の大きい短距離離陸や垂直着陸の訓練が増える」との懸念の声が市民団体から上がっていた。

 米軍の計画は10月以降、既存のFA18ホーネット12機に代わり、F35B16機を段階的に配備する方針。岩国市と山口県は16日、国の説明や騒音予測図に基づき「基地周辺住民の生活環境に大きな影響を与えるものではない」とする検討結果をまとめた。(永山啓一)

(2020年9月19日朝刊掲載)

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