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平和願う心 オブジェに歌に 中区 制作講習に高校生60人

 広島市の高校生や芸術家でつくる「世界の子どもの平和像をつくる会ヒロシマ」は23日、中区の市青少年センターで、「平和への願い」をテーマにしたオブジェ作りの講習会を開いた。市内の高校生約60人が参加した。

 生徒はそれぞれ、段ボールの立体(高さ23センチ、幅23センチ、奥行き11・5センチ)に、絵の具やクレヨンで人の笑顔や動物の顔などを描いた。安田女子高2年の宮本明奈さん(16)=東区=は「世界中の人が平和に過ごせるようにと思いを込めた」と話していた。

 作品は8月5~13日、中区袋町の旧日本銀行広島支店で展示する。トーテムポールのように積み上げ「力を合わせて平和を願う思い」を表現する。(永里真弓)

(2013年6月24日朝刊掲載)

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