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被爆体験記の執筆助けます 追悼平和祈念館

 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(広島市中区)は、自力では被爆体験記を書くことが難しいため、執筆の補助を求める人を募集している。

 対象は、病気や高齢などのため自分自身では体験記を書き終えることが困難な広島県内の被爆者10人。職員が1~2時間程度、被爆体験を聞き、来年3月までに文章にまとめて、同館で公開する予定。

 被爆体験記の執筆補助は2006年度から毎年、希望者を受け付け、これまでに81人の執筆を手助けした。

 補助を希望する人は、市役所や各区の区役所などに置かれた所定の申込用紙に、住所や名前などを書いて(代筆可)申し込む。7月15日必着。同館Tel082(543)6271。

(2013年6月24日朝刊掲載)

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