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広島大会8月4日開幕 原水禁など O・ストーン氏参加

 原水禁国民会議などの原水爆禁止世界大会の実行委員会は25日、ことしの大会日程を発表した。東日本大震災以降、3年連続で福島、広島、長崎の3市で順次開催。広島大会は8月4日、広島市中区の広島グリーンアリーナでの開会総会で始まる。

 広島大会は5日、原発事故と被曝(ひばく)者問題を議論する「脱原子力」や「平和と核軍縮」など四つの分科会を開催。6日のまとめ集会で閉会する。米国の映画監督、オリバー・ストーン氏が広島大会のいずれかの会合に参加する。

 原水禁が広島大会の開会行事と位置付け、連合、核禁会議と3団体で主催していた平和ヒロシマ大会は、今回から連合が単独で開く。原子力の平和利用を掲げる核禁会議が3団体での主催に難色を示したため。開催日は例年の4日から5日になり、原水禁、核禁会議は共催団体になる。

 世界大会の幕開けとなる福島大会は7月28日。広島市の市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の森滝春子共同代表が「ヒロシマとフクシマ」と題して講演する。長崎大会は8月7~9日に開く。(藤村潤平)

(2013年6月26日朝刊掲載)

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