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脱原発訴え僧侶ら行進 島根県松江

 全国で脱原発を訴える日本山妙法寺(東京)の僧侶たちが24日、中国電力島根原子力発電所のある島根県松江市内で行進した。

 市民を含む約20人が、うちわ太鼓をたたきながら市中心部から同市鹿島町の島根原発周辺まで約15キロを歩いた。途中、中電島根支社や県庁を訪れ、原発に頼らない社会の実現を求める請願書を提出した。

 この日、島根、鳥取両県の市民団体などでつくるさよなら島根原発ネットワークのメンバーも同行。中電島根支社では島根原発2、3号機の稼働申請を行う方針を撤回するよう申し入れた。

 日本山妙法寺の一行は25日、原発近くで座り込みをした。

 3月に静岡県を出発した僧侶たちは、全国の原発や建設予定地を巡っている。8月6日に広島市中区である平和記念式典の参列で行進を終える。

(2013年6月26日朝刊掲載)

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