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　広島県福山市内を自転車で巡りながら核兵器廃絶を訴える反核平和自転車リレーが２６日、あった。全日本民主医療機関連合会（民医連）に加盟する社会福祉法人備後の里の職員たち２６人が参加。「核兵器ＮＯ！」などと記した自転車で市内約２４キロを走った。

　同市駅家町の備後の里であった出発式で中石章理事長（６６）は「平和と核兵器禁止を訴えよう」とあいさつ。２２日に出雲市であった自転車リレー参加者のたすきを掛け、そろいの黄色のＴシャツで出発した。途中のＪＲ福山駅前では、趣旨に賛同する９２人分の署名を集めた。

　民医連の全国運動の一環。たすきは、２９日に広島市西区の福島生協病院を出発し、約６０キロを走って中区の平和記念公園に到着するリレーの参加者につなぐ。（永井友浩）

（２０１３年６月２７日朝刊掲載）