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北米被爆者の健診団出発 第1陣9人 広島県

 北米に住む被爆者の健康診断に参加する広島県医師会の医師団の第1陣が26日、ロサンゼルスとホノルルを訪れるため広島市南区のJR広島駅前をリムジンバスで広島空港に向けて出発した。

 出発式には、この日出発の8人と、7月2日に現地で合流する1人の計9人が出席した。県医師会の平松恵一会長が「広島弁での健診を楽しみにしているはずだ」と激励。団長の柳田実郎常任理事は「不安を取り除けるようしっかりと話を聞き、全員で役割を果たしたい」と述べた。7月8日に帰国する。

 北米被爆者健診は1977年に始まり、ことしで19回目。サンフランシスコとシアトルを担当する第2陣の11人は、7月17~31日に現地を訪ね、第1陣と合わせて約350人の受診を見込んでいる。(新本恭子)

(2013年6月27日朝刊掲載)

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