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国際理解を深めよう 14・15日中区でフェスタ オンライン中心 講座や講演会

 国際理解や交流を深めるイベント「国際フェスタ2020」が14、15の両日、広島国際会議場(広島市中区)などである。今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、規模を縮小。例年のバザーや屋台は取りやめ、オンライン参加を中心とした講座や講演会を開く。

 14日は、オンラインによる5講座がある。広島市立大国際学部の教員3人は、国際ビジネスを研究する観点から、寄付やボランティア活動の要因に行動経済学で迫ったり、税金の使途について公会計の視点から解説したりする。定員300人。

 15日は、国際会議場で講演会と発表会を開く。非政府組織(NGO)ペシャワール会(福岡市)の村上優会長による講演では、アフガニスタンでかんがい事業などを支援し、昨年12月に現地で殺害された医師中村哲さんの活動を振り返る。定員60人。広島市と姉妹・友好都市提携している海外の6都市との交流を担う「ヒロシマ・メッセンジャー」は、各都市の魅力を紹介する。定員100人。

 参加希望のイベント、名前、電話番号、年齢を、主催する広島平和文化センターにメールで送る。アドレスはfesta2020@pcf.city.hiroshima.jp。10日締め切り。同センター☎082(242)8879。(猪股修平)

(2020年11月3日朝刊掲載)

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