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憲法96条改正に弁護士反対声明 広島の3団体

 広島弁護士会所属の弁護士でつくる青年法律家協会広島支部など3団体は28日、憲法の改正の国会発議要件を緩和する、96条の改正に反対する声明を発表した。近く安倍晋三首相らに郵送する。

 自民党の憲法改正草案は、改正の発議要件を衆参両院の3分の2以上から過半数に引き下げると明記している。声明は、この草案について「時の政治勢力が都合の良い改正を行いたいがために、ルールを変更しようとするもの」と批判。「被爆地の法律家団体としては、立憲主義をないがしろにする改正を到底認められない」としている。

(2013年6月29日朝刊掲載)

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