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路面電車であの日巡る 6日に催し

 広島、廿日市市内を走る路面電車に乗って原爆について考える催しが6日に開かれる。

 広電西広島駅(広島市西区)に午前9時20分集合。9時半に電車で出発し、宮島口駅(廿日市市)まで、ピースボランティア今田洋子さんと横光美里さんが、原爆投下後の宮島線沿線での救援活動や負傷者の避難状況について説明する。

 到着後、宮島コーラルホテル(同)へ移動。午前10時半から正午まで、16歳の時に爆心地から3キロ足らずの己斐町(現西区)で被爆した川崎巳代治さんの証言や、原爆投下直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」について広島大名誉教授の舟橋喜恵さんから話を聞く。

 広島市内の女性でつくる実行委員会が、被爆体験を継承し、平和について考えるきっかけにしてもらおうと主催。参加費500円。2日までに申し込む。市男女共同参画推進センター(ゆいぽーと)Tel082(248)3320(月曜休み)。

(2013年7月1日朝刊掲載)

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