×

ニュース

F35B 6機飛来 追加配備関連か 岩国市 防衛局から連絡

 岩国市の米軍岩国基地に米海兵隊が最新鋭ステルス戦闘機F35Bを追加配備する計画を巡り、市は27日、中国四国防衛局から、今月下旬に飛来した同型機6機が今回の計画に関連する可能性がある、との連絡があったと明らかにした。

 F35Bの飛来は市が22日に3機、24日に3機を確認。防衛局から市への連絡は26日午後にあった。9月上旬に既存のF35B8機が岩国基地を離れており、飛来はその一部が帰還したとの見方があったが、防衛局は明言を避けつつ、追加配備計画に「関連する可能性があると認識している」とした。米側から情報が得られ次第「関連自治体に知らせる」とも伝えたという。

 計画では10月から約半年かけ、岩国基地に配備中のFA18ホーネット戦闘攻撃機12機に代わり、新たにF35B16機を段階的に配備するとしている。(永山啓一)

(2020年11月30日朝刊掲載)

年別アーカイブ