祭壇に花 平和誓う 岡山で原爆死没者慰霊祭
13年7月2日
岡山県原爆被爆者会(岡山市北区、895人)の原爆死没者慰霊祭が1日、岡山市中区であった。被爆者や遺族たち約80人が参列し、犠牲者の冥福を祈るとともに恒久平和を誓った=写真。
全員で黙とうした後、妹尾要会長が「東日本大震災の被災地の様子を見た時、ヒロシマ、ナガサキのあの日を思い出した。安心安全な社会を築くことがわれわれの使命と感じた」とあいさつ。被爆者や、遺族たちが祭壇に花を手向けた。
広島市中区千田町で被爆した矢掛町矢掛、江木勇さん(87)は「仲間も多くが死んでいった。二度とこんな悲惨なことを繰り返してはならない」と話した。
県内では2012年度、被爆者健康手帳を持つ被爆者109人が亡くなり、今年3月末現在の手帳所持者は1990人、平均年齢は79・9歳となった。(中井幹夫)
(2013年7月2日朝刊掲載)
全員で黙とうした後、妹尾要会長が「東日本大震災の被災地の様子を見た時、ヒロシマ、ナガサキのあの日を思い出した。安心安全な社会を築くことがわれわれの使命と感じた」とあいさつ。被爆者や、遺族たちが祭壇に花を手向けた。
広島市中区千田町で被爆した矢掛町矢掛、江木勇さん(87)は「仲間も多くが死んでいった。二度とこんな悲惨なことを繰り返してはならない」と話した。
県内では2012年度、被爆者健康手帳を持つ被爆者109人が亡くなり、今年3月末現在の手帳所持者は1990人、平均年齢は79・9歳となった。(中井幹夫)
(2013年7月2日朝刊掲載)