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福山で講演会 護憲呼び掛け

 「憲法9条の今―改憲論を乗り越える平和構想」と題した講演会が1日、広島県福山市東町の本願寺備後教堂であった。日弁連憲法委員会副委員長の井上正信弁護士(64)=同市=が話し、僧侶や市民ら約20人が聞いた。

 「国民を統制し、戦争ができる国にする改憲草案が出ている」と主張。「今の憲法はこれからも日本と東アジアの平和、安全、繁栄に役立つ」と指摘し「国際情勢に根差した護憲論を展開しよう」と呼び掛けた。

 備後靖国問題を考える念仏者の会など3団体主催。同市山野町の僧侶吉岡玲子さん(32)は「平和憲法の良さを同世代に伝えたい」と話した。

(2013年7月2日朝刊掲載)

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