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海外代表は18ヵ国79人 来月の原水協世界大会 広島・長崎

 日本原水協などの原水爆禁止世界大会実行委員会は5日、8月に広島、長崎両市で開く大会の内容を発表した。参加する海外代表は18カ国の計79人。広島市での国際会議や、メーン大会の「世界大会―長崎」で、核兵器の非人道性などについて議論する。

 広島市では8月3~5日に国際会議を、6日に「世界大会―広島」を開く。

 国際会議は、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会で日本が賛同しなかった核兵器の不使用に関する共同声明や原発の問題が主要なテーマになる。

 「世界大会―広島」では、米国の映画監督オリバー・ストーン氏が被爆者たちと意見交換するほか、メキシコやイランの政府代表も発言する予定だ。

 「世界大会―長崎」は7~9日。7日に国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表が講演。8日の分科会では、憲法問題や北朝鮮情勢を含む東アジアの非核化などを取り上げる。(藤村潤平)

(2013年7月6日朝刊掲載)

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