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ビナードさん「原爆」で授業 広島のなぎさ公園小

 広島市を拠点に活動する米国出身の詩人アーサー・ビナードさん(46)が5日、同市佐伯区のなぎさ公園小で、原爆をテーマに特別授業をした。

 ビナードさんは全校児童468人に向けて「『ピカドン』という言葉は広島で生き残った人がつくった。落とした側が言う『原子爆弾』とは違う」と強調。「広島に来て、ピカドンを知り、その恐ろしさを感じた。どの立場に立ち、平和を語るかが大事」と話した。

 4年中尾実結さん(9)は「言葉の意味を考えたことがなかったので驚いた。戦争や平和をもっと深く学びたい」と話していた。

(2013年7月6日夕刊掲載)

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