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内部被ばく 実態探る 広島で27日 弁護士会がシンポ

 広島弁護士会は27日午後1時から、「内部被ばくと人権」をテーマにしたシンポジウムを原爆資料館東館(広島市中区)地下1階のメモリアルホールで開く。日弁連、中国地方弁護士会連合会が共催する。

 シンポでは、まず広島市立大広島平和研究所の高橋博子講師(歴史学)が「ヒロシマ・ナガサキと内部被ばく」、原爆症認定訴訟全国弁護団の宮原哲朗事務局長が「原爆症認定訴訟における内部被ばく」と題して、それぞれ基調講演。続いて、高橋さんと宮原さんに、ロシア語医療通訳の山田英雄さん、福島県弁護士会の湯坐聖史さんを交えたパネルディスカッションで、内部被ばくの問題や原発事故の起きた福島の今後について議論を深める。

 10月3日に広島市内で開かれる日弁連の人権擁護大会のシンポジウム「放射能による人権侵害の根絶をめざして」のプレシンポとして開催する。入場無料。Tel082(228)0230。

(2013年7月8日朝刊掲載)

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