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歌や朗読劇で平和アピール 広島 13日演奏会

 歌やミュージカルを通して平和の大切さを伝えているNPO法人シードオブピース(広島市安佐南区、道田涼子理事長)は13日午後1時から、「平和への祈りコンサート」を原爆資料館東館(中区)地下1階のメモリアルホールで開く。

 コンサートは2部構成。前半は、カザフスタンで1989年から盛り上がった核実験反対運動の象徴となった歌「ザマナイ~時代よ」など7曲を歌い、演奏する。バイオリンの津田芳樹さん(広島交響楽団員)、シンセサイザーの津田典子さん、歌の道田さんがステージに立つ。

 第2部は、修道中3年の時、学徒動員先で被爆した坪田幸雄さん(中区)の体験を基にした朗読劇「15歳の八月」。その中で、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹氏(07~81年)が核兵器廃絶への願いを詠んだ和歌にメロディーを付けた曲を、高校生らも交えて合唱する。

 高校生以上2300円(前売り2千円)、中学生以下500円。シードオブピースTel080(4555)2758。

(2013年7月8日朝刊掲載)

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