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島根県出雲市長らが島根原発視察

 島根県出雲市の長岡秀人市長が11日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)を視察した。8日に原発の新たな規制基準が施行されたのを受け、完成間近の3号機の内部や、防波壁など安全対策の実施状況を確認した。

 出雲市議や市職員15人も参加。岩崎昭正所長の説明を受けながら、3号機の原子炉上部や管制室、1~3号機北側の海抜15メートルの防波壁、緊急用のガスタービン発電機などを見て回った。

 視察後、長岡市長は「世界最高の安全対策を目指していることは理解した」と評価。一方で「(安全審査の)申請前には(中電側から)いろんな話があると思っている」とし、原発の稼働・再稼働について周辺自治体の意見も尊重すべきだとの考えをあらためて示した。

(2013年7月12日朝刊掲載)

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