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原爆資料館など再開へ 広島市

 広島市は4日、昨年12月中旬から臨時休館している原爆資料館(中区)、安佐動物公園(安佐北区)など計44施設を、8日から順次開館すると発表した。市内の新型コロナウイルスの新規感染者数の水準が改善傾向を示しているため。

 原爆資料館をはじめ広島城(中区)、植物公園(佐伯区)などは8日から、各区の図書館などは9日から開館する。各区の区民文化センターやスポーツセンターも8日から10日までの間に開く。

 また、公民館などの利用時間を短縮する措置も緩和し、閉館時間を午後8時から1時間延ばして午後9時とする。131施設が対象で21日まで。市主催のイベントなども5千人の人数上限や収容率の要件に沿って開催する。

 広島市で3日に確認された新規感染者は3人。昨年11月25日以来約10週間ぶりに5人未満となるなど、減少傾向にある。市は「感染防止対策を徹底する」としている。

<広島市が8日以降に再開する主な施設>

8日から  原爆資料館(中区)
      広島城(同)
      広島国際会議場(同)
      総合福祉センター(南区)
      安佐動物公園(安佐北区)
      植物公園(佐伯区)
9日から  ヌマジ交通ミュージアム(安佐南区)
      5-Daysこども文化科学館(中区)
      中央図書館、まんが図書館など図書館施設(計11施設)

(2021年2月5日朝刊掲載)

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