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反核リレーが平和公園到着 広島

 核兵器廃絶を訴えながら広島県内23市町を走り継ぐ「反核平和の火リレー」の最終走者が19日、広島市中区の平和記念公園に到着した。

 午後6時すぎ。最終区間を任された10代から60代までの14人がトーチを順番に掲げながら、ゴールの原爆慰霊碑前に着いた。主催した被爆者団体などの約30人が拍手で迎え、全員で慰霊碑に黙とうした。

 リレーはことしで32回目。6月26日、平和記念公園の「平和の灯」からトーチに採火して出発し、約1600人が908・5キロをつないだ。

 最終区間を走った実行委員長の新田康博さん(24)=佐伯区=は「一人でも多くの人に平和の大切さを伝えようと思いながら走った」と振り返った。(新山京子)

(2013年7月20日朝刊掲載)

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