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平和の池を清掃 市民団体

 8月6日の原爆の日を前に、広島市の市民団体「平和の灯奉讃会」は20日、中区の平和記念公園内の平和の池を清掃した。青空の下、3歳からお年寄りまで約70人が参加した。

 原爆慰霊碑の北側にある縦70メートル、横17メートルの池の水を抜いた後、参加者は水あかやコケがついた池の底をブラシでこすった。仕上げに、協力した市消防局の局員が消防車のホースで汚れを流した。西区の会社員内田悠紀さん(23)は「清掃を通して平和の大切さをあらためて考えた」と話していた。

 同会は建設会社の社員たちで構成し、1964年から、原爆の日の前と年末の年2回、平和の池を清掃している。

(2013年7月21日朝刊掲載)

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