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英語で「平和」伝えたい JICA研修員と交流 広島市安佐南区の長束中生徒

 広島市安佐南区の長束中の生徒有志でつくる「ピースボランティア」が20日、国際協力機構(JICA)の外国人研修員10人と同校で交流した。8月6日に平和記念公園(中区)で外国人に配る独自の「平和宣言」を、英語で紹介するこつを教わった。

 1~3年生20人が「平和という言葉を次世代に伝えなければならない」などと英文でつづった平和宣言を読み上げた後、マラウイやホンジュラスなど6カ国の研修員と英語でのやりとりを練習。「単語は一つずつ丁寧に発音した方がいい」などと助言を受けた。

 アルバニア出身のジリオラ・ヤチェさん(30)は「若い世代が平和を発信する意味は大きい。積極的に話し掛けてほしい」と期待した。

 平和宣言はハトをイメージしたカードに記し、平和記念式典の終了後、外国人100人に配る。2年浜本莉子さん(13)は「アドバイスを生かし、平和の大切さをしっかり伝えたい」と手応えを話した。(岡田浩平)

(2013年7月21日朝刊掲載)

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