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核廃絶と脱原発訴え 8・6に広島市中区で集会

 「原爆の日」の8月6日、核兵器と原発に反対する集会が、広島市中区の市まちづくり市民交流プラザである。福島第1原発の事故後も福島県浪江町で牛を飼い続ける「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳さん(59)が、被災地の現状や脱原発への思いを話す。

 牧場は原発から北西14キロ。事故当時に20キロ圏内で飼われていた和牛や乳牛約350匹を引き受けている。吉沢さんは牛の世話を通じて感じている放射線被害の怖さや、脱原発の活動について訴える。

 集会は市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」などの主催で午後2~5時。吉沢さんの講演に続き、米国の映画監督オリバー・ストーン氏たちを交えた討論会がある。定員120人で会場先着順。資料代700円。核兵器廃絶をめざすヒロシマの会の森滝春子共同代表Tel090(9064)4705。

(2013年7月24日朝刊掲載)

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