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フクシマの今 親子招き聞く 来月 三原市大和のNPO

 東日本大震災で被災した福島県内の親子たちに現状を聞く会が8月4日午後1時半から、広島県三原市大和町の市大和人権文化センターである。夏休みに合わせ、家族を受け入れる同町のNPO法人ぴっぱらなどが企画した。

 同町の徳正寺敷地内で宅老所を運営するぴっぱらは、8月1日から約1週間、福島県の川俣町、国見町などの3家族計9人に、宅老所施設を宿泊先として提供する。2歳から小学2年生までの子ども6人を含む。広島市安佐北区のNPO法人などによる被災者一時受け入れの「福島支援プロジェクト」に協力した。

 子どもたちは川遊びや大和小でのプール遊びなどを楽しむ。8月6日には、広島市中区である平和記念式典にも参加する。

 4日は、広島市西区に滞在する1家族も参加。屋外で十分に遊べないなど被災地の現状を語る。ぴっぱら代表で同寺の徳正尊丸住職は「課題を共有し、支援を考える機会にしたい」と話している。会場で義援金も募る。

 定員約50人。当日受け付ける。ぴっぱらTel0847(34)0439。(鴻池尚)

(2013年7月24日朝刊掲載)

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