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核兵器廃絶へ一歩一歩 山口 親子ら130人平和行進

 核兵器廃絶と戦争のない未来を訴える平和行進が25日、山口市中心部であり、親子連れたち約130人が参加した。県被団協やコープやまぐちなど5団体で構成する実行委員会の主催。県庁では、山本繁太郎知事宛ての要請書を提出した。

 要請書では、「山口から行動を起こし、核兵器も戦争もない平和な未来を実現する」として、核実験をした国に対する抗議行動▽国への非核三原則の法制化の要請▽県内の被爆者援護活動への理解―などを求めている。

 県庁前の要請式で、県被団協の森田雅史会長は「できる限り被爆体験の語り継ぎを続けたい。あの悲劇を繰り返してはならない」と述べた。参加者は市中心部まで約2キロを行進し、被爆体験を聞く集いも開催。平和行進は29日に岩国市と下関市、30日に萩市でも予定している。(金刺大五)

(2013年7月26日朝刊掲載)

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