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基地協加入増へ 意向調査の方針 岩国で議長会相談役会

 全国市議会議長会基地協議会の相談役会が17日、岩国市役所であった。オンラインも含め、自衛隊や米軍の基地・施設のある10市の議長が参加。協議会への加入を増やし国への要望を強めるため、未加盟の市町村に意向を調査する方針を確認した。

 協議会は基地関係の207市町村で構成する一方、未加盟も110市町村ある。基地に批判的な意見が強い沖縄県では加盟が沖縄と宜野湾の2市に限られ、未加盟が22市町村に上る。

 協議会会長の藤本泰也岩国市議会議長は「要望活動をする上で仲間を増やす必要がある」と強調。未加盟の市町村に早ければ6月中にアンケートを送り、加盟しない理由や協議会への要望を聞き取ることで一致した。

(2021年5月18日朝刊掲載)

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