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社説・コラム

原爆資料館 休館延長 広島市 動物公園や公民館も

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で広島県に対する緊急事態宣言の期限が延長されたのを受けて、広島市は28日、原爆資料館(中区)や安佐動物公園(安佐北区)など市所管の474施設の臨時休館を6月20日まで延ばすと決めた。

 臨時休館を続ける内訳は、広島城、広島国際会議場(以上中区)、植物公園(佐伯区)、各区の区民文化センターやスポーツセンターなど1日500人以上の利用がある47施設▽公民館や老人集会所、福祉センターなど不特定多数が訪れる427施設―となる。

 図書館のホームページ(HP)などで予約した本の貸し出しと、男女共同参画推進センター(中区)や3カ所の勤労青少年ホームの電話相談などは続ける。一部の施設では、既に使用許可を受け、中止や延期が困難と判断した場合、使用を認める。

 市主催のイベントも6月20日まで、中止や延期の措置を続ける。開催日の変更が困難な場合は、市が定める基本方針などに掲げた感染防止策を徹底した上で開くとしている。(余村泰樹)

(2021年5月29日朝刊掲載)

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