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核兵器廃絶願い他団体と交流へ 被団協2世部会

 広島県被団協(坪井直理事長)の被爆2世部会は28日、定期総会を広島市中区で開いた。被爆者の核兵器廃絶の願いを継承するため、他の被爆2世団体との交流を進めることを申し合わせた。

 役員20人が出席した。事務局が、県内の被爆者7団体のうち他に4団体が2世部会を発足させていることを報告。今年秋にも被爆体験の継承策や被爆2世の援護制度をテーマにした合同学習会を企画することを決めた。

 このほか、被爆70年に向け、県被団協が進める被爆体験記の収集などを被爆者とともに進めることを決定。被爆2世の援護制度の拡充に向けた運動を強化することも確認した。

(2013年7月29日朝刊掲載)

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