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原爆ドーム周辺 美しく 広島市造園建設業協会が奉仕活動

 広島市の造園建設業31社でつくる市造園建設業協会(西区)は7日、世界遺産の原爆ドーム(中区)周辺で、樹木の枝を切ったり、芝を刈ったりする奉仕活動をした。

 20社から45人が参加した。ドームを囲む柵沿いや周辺でヒラドツツジやサツキツツジの表面を機械で刈って高さをそろえた後、大ばさみで丁寧に整えた。ドームの敷地内では、芝刈りや草抜きなどをした。

 国内外から多くの観光客が訪れるドーム周辺の美化を図ろうと2011年に活動を始め、今年で11回目。毎年、ツツジが咲き終わる頃に作業をしている。谷本篤彦理事(66)は「慰霊や観光で訪れる人たちを、きれいな緑で迎えたい」と話した。(小林可奈)

(2021年6月8日朝刊掲載)

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