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「核なき世界」中高生誓う 広島で4日から署名活動

 核兵器廃絶を求める署名を集める広島、沖縄両県の中高生の結団式が28日、広島市中区の広島女学院高であった。2014年3月まで街頭などで集め、平和市長会議の会長を務める松井一実市長に託して国連に提出する。

 広島女学院高と盈進中・高(福山市)の生徒計30人が出席。代表して広島女学院高2年今井穂花さん(16)=西区=は「多くの人と反核の思いを共有しながら協力を呼び掛ける」と誓った。松井市長は「若い世代の訴えが、核兵器廃絶の実現につながる」と激励した。

 署名活動は08年度から両県で続いている。ことしは8月4日から、両校のほかに修道高(中区)広島学院高(西区)沖縄尚学高(那覇市)の生徒も加わり、原爆ドーム(中区)前などで署名を募る。(新山京子)

(2013年7月29日朝刊掲載)

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