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核廃絶・反戦訴え行進 東京の僧侶ら、笠岡出発し福山入り

 核兵器廃絶や戦争反対を訴え、東京から長崎まで平和行進する日本山妙法寺(東京)の行脚団(武田隆雄団長)が28日、岡山県笠岡市役所を出発し、広島県福山市入りした。8月4日に広島市中区の平和記念公園に到着し、6日の平和記念式典に参加する。

 笠岡市役所であった出発式には、黄色いけさを着た同寺の僧侶や信者たち15人が参加。僧侶の木津博充さん(77)=東京都渋谷区=が「戦争反対や核廃絶の声を上げ、非暴力の時代を子どもたちに手渡したい」と決意を述べた。

 続いて「守ろう憲法第九条!なくそう原発!」などと書かれた幅1・5メートルの横断幕を手に、行進を開始。太鼓を打ち鳴らし「平和を守ろう」などと訴え、福山市役所までの約15キロを歩いた。(小川満久)

(2013年7月29日朝刊掲載)

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