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熊手と竹ぼうき 平和公園美しく 白木の関川福寿会寄贈

 広島市安佐北区白木町の住民グループ「関川福寿会」が5日、手作りした熊手266本と竹ぼうき195本を市に贈った。永井俊之会長(75)たち9人が中区の平和記念公園を訪れ、市緑政課の片桐清志課長に渡した。公園や周辺の清掃に使ってもらう。

 寄贈品は、メンバー10人が2月に仕上げた。永井会長は「県内外の人々が訪れる平和記念公園の美化に役立ててほしい」と願った。

 永井会長たちは原爆で亡くなった人を慰霊する思いを込めて、2001年度から毎年寄贈を続け、今回で21回目。贈った熊手と竹ぼうきは計3825本となった。

(2021年7月6日朝刊掲載)

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