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似顔絵で昭和を振り返る 中区で24日講座

 広島市西区の似顔絵画家で、時事漫画を20年にわたり発表してきた山口紀行さん(81)の講演「顔のしゃべり場講座」が24日午後2時から、中区袋町の合人社ウェンディひと・まちプラザである。無料。

 昭和期を代表する顔として、俳優ら11人の似顔絵を披露する。「アラカン」の愛称で親しまれた嵐寛寿郎や、NHK連続テレビ小説のモデルとなった浪花千栄子たちの顔の特徴を分析。政局を描いた時事漫画も紹介する。

 山口さんは「戦前戦後の厳しい時代、多くの人へ希望を与えた昭和の顔を振り返り、思い出を皆さんと共有したい」と参加を呼び掛けている。

 約20年前、定年退職を機に制作を始めた山口さん。公民館などで似顔絵講師を務めながら、自身のホームページで作品発表を続けてきた。トークイベントは今回が初めて。まちづくり市民交流プラザの主催。先着30人。同プラザへ申し込む。☎082(545)3911。(奥田美奈子)

(2021年7月15日朝刊掲載)

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