×

ニュース

平和を誓い 広島市中区で集会 金光教

 金光教広島平和集会が16日、広島市中区の平和記念公園であった。新型コロナウイルスの影響で、昨年に続いて規模を縮小しての開催。県内の教会長や信奉者計14人が、平和や核兵器廃絶への誓いを新たにした。

 参加者は、原爆投下の午前8時15分に合わせて原爆慰霊碑前で黙とう。その後、原爆供養塔で慰霊祭を開き、死没者に水をささげて冥福を祈った。小林信治実行委員長(60)は「広島の悲願である核兵器廃絶のために何をすべきか考え続けたい」と語った。

 集会は被爆した7教会が1945年11月に合同で始め、今年で76回目。例年は全国から信奉者約300人が参加し、被爆者の体験を聞く場などを設けている。

(2021年7月17日朝刊掲載)

年別アーカイブ