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山口で交流 青少年の夏 日本ジャンボリーが開幕

 53カ国・地域約1万4千人のボーイスカウトがキャンプなどで交流する第16回日本ジャンボリーが31日、山口市阿知須のきらら浜で始まった。4日には皇太子さまが視察。8日まで開き、2015年に同会場である世界ジャンボリーに備えてヒロシマ学習もする。

 きらら浜には各国のスカウトが相次いで入り、約4千張りのテントを設営。下松第5団の青木映見さん(15)は「国内外の友達をたくさんつくり、平和学習などで意見を交わしたい」と話していた。

 期間中、3日には約4千人がバス約100台に分乗して広島市の原爆資料館を見学する「広島ピースプログラム」を実施。6日には都道府県と各国の代表ら約100人が平和記念式典に出席する。

 皇太子さまは3日に山口市入り。4日、ジャンボリー会場のキャンプなどを視察され、アリーナショーでお言葉を述べられる。

 日本ジャンボリーは原則4年に1度開催され、中国地方では1966年に岡山県であった第4回大会に続き2回目。世界ジャンボリーは、71年に静岡県であった大会に続き国内では2回目。(柳岡美緒)

(2013年8月1日朝刊掲載)

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