×

ニュース

原告・弁護団も賛同を呼び掛け 「黒い雨」署名

 原爆投下後に降った「黒い雨」を巡る訴訟の原告団と弁護団は20日、広島市中区で記者会見を開き、被告の国、広島県、市に上告断念を求めるインターネット署名に賛同するよう呼び掛けた。署名は25日まで、専用のホームページ(HP)で受け付ける。

 インターネット署名は、気象庁気象研究所の元研究室長増田善信さんの発案で18日に開始した。原告団の高野正明団長(83)=佐伯区=は会見で「被告が上告を断念して全ての黒い雨被害者を救済できるよう、一人でも多くの方にご協力いただきたい」と訴えた。

 原告団などは26日、署名を厚生労働省と県、市に提出する予定でいる。署名するにはHPに名前とメールアドレスを入力する必要がある。http://chng.it/fPyYRCQr

(2021年7月21日朝刊掲載)

年別アーカイブ