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平和大行進が福山入り 県原水協など 核禁条約の署名訴え

 核兵器廃絶を訴え、全国各地から被爆地広島を目指してリレーする日本原水協などの「国民平和大行進」が26日、岡山県から福山市に入った。

 福山市大門町の公園であった引き継ぎ式には約50人が参加。5月に東京を出発した横断幕などを受け取った。広島県原水協の福岡篤紀代表理事(68)は「政府が核兵器禁止条約に署名するよう、行進しながらアピールしたい」と語った。

 参加者は「なくそう核兵器」などと書かれた旗を持ち、新型コロナウイルス感染防止のため声を上げずに市役所まで約10キロ歩いた。27日も福山市や尾道市を練り歩く。8月4日に広島市中区の平和記念公園に到着する見通し。

 今月28日には日本山妙法寺(東京)の僧侶たちも福山市に入り、行進する予定。(滝尾明日香)

(2021年7月27日朝刊掲載)

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