紙芝居で伝える原爆手記 東広島で展示
13年8月5日
東広島市原爆展が1日、同市西条西本町の市民文化センターで始まった。市原爆被爆資料保存推進協議会の主催で、7日まで。会員たちの手記を基に作った紙芝居やパネル計49点を並べている。
紙芝居は、爆心地から約900メートルの広島一中(現国泰寺高、広島市中区)校舎で被爆した男子生徒たちが主人公。原爆症で亡くなるまでの家族の物語などをつづっている。
賀茂郡下見村(現東広島市西条町)の出身で、広島原爆病院(現広島赤十字・原爆病院、広島市中区)の初代院長も務めた故重藤文夫博士の足跡もたどる。
センターには常設の市原爆被爆資料展示室もあり、焼けた髪の毛が付いたヘルメットや溶けたボタンも展示している。午前10時~午後5時。無料。子どもには、紙芝居をまとめたはがき大のカードのプレゼントもある。(新谷枝里子)
(2013年8月2日朝刊掲載)
紙芝居は、爆心地から約900メートルの広島一中(現国泰寺高、広島市中区)校舎で被爆した男子生徒たちが主人公。原爆症で亡くなるまでの家族の物語などをつづっている。
賀茂郡下見村(現東広島市西条町)の出身で、広島原爆病院(現広島赤十字・原爆病院、広島市中区)の初代院長も務めた故重藤文夫博士の足跡もたどる。
センターには常設の市原爆被爆資料展示室もあり、焼けた髪の毛が付いたヘルメットや溶けたボタンも展示している。午前10時~午後5時。無料。子どもには、紙芝居をまとめたはがき大のカードのプレゼントもある。(新谷枝里子)
(2013年8月2日朝刊掲載)