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サダコに学ぶ平和の大切さ 島根県江津でポスター展

 広島で被爆し10年後に白血病で12年の生涯を終えた佐々木禎子さんを紹介するポスター展が、島根県江津市役所1階ロビーで開かれている=写真。9日まで。

 26点を展示。リレー選手を務めるなど活発だった小学生の頃から、症状が悪化し一度も学校に通えなかった中学生時代までの写真が並ぶ。

 折り鶴が飾られた病床での姿や、「今度は私の番ね」と死を覚悟し涙を流したエピソードも添えられており、原爆の悲惨さや平和の大切さを訴える。禎子さんを悼み、世界に広がった折り鶴活動も紹介している。

 同市が、小学生も学ぶことができる展示を企画し、原爆資料館に貸し出しを依頼し実現した。

(2013年8月3日朝刊掲載)

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