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平和を願い絵手紙作り 広島県熊野でフランスの自治体職員6人

 フランスの県や市など6自治体の幹部職員6人が2日、熊野町出来庭の筆の街交流館を訪れ、特産の筆で平和メッセージ入り絵手紙を作り本国へ投函(とうかん)した。前日までに被爆者の話を聞いたり原爆資料館を見学したりしてヒロシマを学んだ。

 平和市長会議に加盟するサンクロード市の事務総長イゴール・ジロドーさん(46)は「68年前なのに被爆者から生々しい話を聞き衝撃だった」と話し、手本を見ながら大判はがきに漢字の「平和」とレモンの絵を描いた。

 一行は総務省の外郭団体「自治体国際化協会」が招き、平和市長会議の総会を傍聴するなど広島や東京に計11日間滞在する。

(2013年8月3日朝刊掲載)

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