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原爆ドーム保存に10万円を寄付 ひろしまFF実行委

 ひろしまフラワーフェスティバル(FF)実行委員会は2日、広島市の原爆ドーム保存事業基金に10万円を寄付した。5月3~5日の「フラワーキャンドル・メッセージ」の協賛金の一部を充てた。

 実行委の緒方直之委員長や広島祭委員会の岡畠鉄也副会長たち6人が市役所を訪ねた。目録を受け取った松井一実市長は「平和を発信する世界遺産の保存に活用する」と述べた。

 フラワーキャンドル・メッセージはFF期間中、平和記念公園(中区)であった。参加者は1口400円の協賛金を払い、ろうそくに巻いた紙に平和のメッセージを書き込んで園路に並べた。

 原爆ドーム保存事業基金は1990年に開設。これまで耐震調査などに用い、現在の積立額は約7千万円。

(2013年8月3日朝刊掲載)

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