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「平和の塔」清掃で思い継承 8・6前に内装業者など 広島

 8月6日を前に、広島市内の内装業者などでつくる広島ディスプレイ協会の会員7人が2日、広島市中区の平和記念公園近くにある平和の塔を清掃した。

 塔は公園南側の緑地帯にあり、高さ4メートル。五角すいをねじったような形をしている。会員は、表面のコケや黒ずみをブラシやたわしでこすって落とした。周辺の植木も剪定(せんてい)した。

 塔は1974年、市民たちでつくる世界連邦県・広島市宣言記念塔建設委員会が建立した。デザインは同協会元理事長の故川村雅美さんが担当した。

 松本朋憲理事長(39)は「塔を造った先輩の思いを受け継ぎ、平和を守っていきたい」と話していた。(永里真弓)

(2013年8月3日朝刊掲載)

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