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　広島市安佐北区あさひが丘の商業施設に、被爆樹木のアオギリをモチーフに、小学生が考えた平和のメッセージを並べた展示がお目見えした。６日の原爆の日を前に、地元の日浦公民館が呼び掛けて制作した。

　アオギリの幹枝を描いた縦１・２メートル、横１・９メートルの模造紙に、日浦小と筒瀬小の６年生計５７人が「みんなと楽しく過ごせますように」「世界中の人々がいつも笑顔で」などと書いた葉形の紙を貼っている。「ピュアークックあさひが丘店」の出入り口に飾っている。１５日まで展示する。

　１６日には公民館に移し、３０日まで飾る。藤井公男専門員は「友人や家族たちを思う児童のメッセージを読んでほしい」と話している。

（２０２１年８月５日朝刊掲載）