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3県60人が8・6学ぶ 広島市東区で被爆者講演会

 広島、長崎、沖縄県の若者に、被爆者が体験を語る講演会が3日、広島市東区の広島池田平和記念会館であった。

 20、30代を中心に約60人が集まった。講師は、11歳の時に爆心地から約1・4キロで被爆した呉市の山中恵美子さん(79)。「太陽が落ちたような閃光(せんこう)と爆風で息も吐き出せなかった」と振り返った。参加者は「被爆を繰り返さないために語り継ぐのが自分の使命」などと山中さんの言葉をノートに書き取っていた。

 創価学会青年部が開いた。3県の代表者が平和の尊さを学ぶ「3県サミット」の一環で、広島では3年ぶり。

(2013年8月4日朝刊掲載)

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