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核禁止条約の重要性考える 広島であす市民集会

 1月に発効した核兵器禁止条約の重要性や課題を考える市民集会が6日午後2時半から、広島市中区の広島弁護士会館である。市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」(HANWA)などが、条約に背を向ける日本をはじめ各国政府に署名・批准を迫る機運を高めようと企画した。

 禁止条約の実現に尽力した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))の共同創設者でオーストラリアの医師、ティルマン・ラフさんがオンラインで基調講演する。平和活動に取り組む広島出身の若者、東京電力福島第1原発事故の被災地の教員も活動報告などをする。

 また、HANWAの森滝春子共同代表が「核の危機的状況と核被害を断つために」と題して話す。会場参加は先着100人で資料代500円。オンラインでの参加も先着100人までメールで受け付ける。申し込みアドレスはhiroshimahanwa2021@gmail.com HANWA☎082(211)3342。

(2021年8月5日朝刊掲載)

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