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[#輪になれ広島] 折り紙の花でメッセージ 河内高生 支え合い願う

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東広島市河内町の河内高の生徒が、支え合いの願いを込めた手作りのメッセージボードを同校のフェンスに設置した。

 「輪になれ広島」の文字を縦110センチ、横80センチのボード6枚にデザイン。文字は、折り紙で作った赤色のサザンカを連ねて表現し、花の輪を描いたボードも添えた。サザンカの花言葉「困難に打ち克(か)つ」の横断幕も掲げている。

 同校は昨年も、医療従事者に感謝を伝える「ありがとう」の文字を折り鶴で表現したボードを制作。今年は生徒会を中心に、全校生徒と教職員の計198人が5月から準備を進めた。

 生徒会の16人が今月2日に設置作業をした。生徒会副会長の2年黒田琉翔(るか)さん(16)は「ボードを見た人に『もう少し頑張ろう』と思ってもらえたらうれしい」と話している。(高橋寧々)

(2021年8月5日朝刊掲載)

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